自宅ピアノ室で念願の小発表会を行いました。
コロナ禍で身動きとれない状況から、ようやく一歩踏み出した感じです。
普段は元気よくドアを開けて入ってくるお子様方が、
この日は少し緊張の面持ちでご家族さまと入室されました。
素敵なお洋服で、背すじもピンと伸びますね☆
ピアノのお部屋も、何かいつもと違う空気感です。
みなさん集まったら、発表会の始まりです。
今回、最年少の演奏者は、3歳の女の子(Mちゃん)。
人前でも臆する事なく、ピアノの前でお辞儀♪
お母様のサポートを受けながら、ドレミファソが弾けて大成功!
大拍手と歓声があがって、一体感に包まれました。
こんな瞬間を作り出せるなんて…すごいです。
他の生徒さんの演奏の時も、静かにお行儀よく聴いて下さいました。
今春から小学校にご入学予定の女の子(Sちゃん)は、
途中、演奏が止まりそうになりながらも、
お1人で最後まで弾ききりました。
一音一音丁寧に、大事に奏でるお姿に胸が熱くなりました。
小学4年の男の子(Sくん)は、お父様との親子連弾。
ご家族で音楽を楽しめるのはいいですね☆
高学年になると、学校や塾などで、家族団欒の時間が少なくなってきますが、
お互いの息を合わせて音楽を奏でることが、
心の繋がりを感じる時間の一つになっていたらいいなと思いました。
全ての演奏が終わり、皆さまに少し感想をお伺いすると…
「冷蔵庫にいるみたいにカチンコチンになった。
だけど、楽しかった」(Kくん)
「人前に立つだけでも大変なのに、こんなにしっかり弾けていて凄いと思いました」(Kちゃんのお父様)
本当にその通りだと思います!
最後に、風船回しなどの音楽遊びを全員で楽しみ、
集合写真をお撮りして、無事終了となりました。
目標があると、日々の練習もやりがいがありますよね。
人前での発表は、向き不向きもあるかとは思いますが、
演奏マナーを学んだり、色々な人の演奏を聴いて興味を広げたり、
豊かな心を育む機会の一つとして、また是非ご参加頂けたらなと思います。
何より「なんかちょっと楽しかったな」と心の片隅で思って頂けるよう、
これからも小発表会、そしてサロンやホールでの発表会も企画していきたいです。
ご参加下さいました生徒さま、お越し下さったご家族さま、
貴重なお時間をご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。