私がピアノを習い始めたのは年長くらいの頃。
兄が先にピアノを習っていたので、すんなり始められた気がします。
ただ、今でも記憶にある苦労した思い出、それはインディアン系の曲です。
多分、初めての短調(暗い響き)の曲だったかもしれません。
明るい曲には日頃から慣れていたと思うのですが、
短調は手強い、鍵盤に置く指の位置がいつもと違うだけで混乱。
インディアンのイメージも掴めず四苦八苦。
音符をみて、弾いてはみるものの、
この音楽が果たして合っているのか?全く分からず。。
そして、追い打ちをかけるように、左手のヘ音記号が読めていない…泣
ドードードーーミ
ド、ドシドーシーラー
メロディはこんな感じ。イ短調の曲だったようです。
どの教本にあった曲なのかは忘れてしまったのですが、
ここのメロディはやけに覚えています。
しかも、薄暗い居間にたたずむピアノや、
心寂しい午後、1人きりの時間、
理解できない音楽にとまどう気持ち、
そんな練習時の情景すら浮かんでくるのですから
…頑張ってたんだな私。と思いました(笑)
習い始めは分からないことでいっぱい。
あの頃の自分を思い出しながら、
生徒さまに寄り添って、丁寧に教えられるように心がけたいです。